旅する AIGLE ~AIGLEがお届けする新しい”土地の魅力”再発見の旅~
創業から165年以上の歴史をもつ、フレンチアウトドアにインスパイアされたライフスタイルブランド、AIGLE。
AIGLEの1世紀半にも及ぶ歴史は農業や人々の生活を支える「ラバーブーツ」からスタートし、今ではトータルライフスタイルブランドとして、シティからカントリーサイドまで自然に寄り添いながら楽しむくらしを提案しています。
「旅するAIGLE」では、“旅”を通じて、各地で暮らす人々の日常に触れながら、その土地の新たな魅力を見つけ出しお伝えしていきます。
さぁ、新しい発見を求めて外へ飛び出そう!
今回の旅するAIGLE、デスティネーションは四国・高知県。
高知と言えば、坂本龍馬やカツオというイメージが強い県ですが、実はまだまだ知られていない文化や食、自然の魅力がたくさんつまった場所です。
そんな高知の旅をナビゲートしてくれるのは、農業や食のメディアを中心に活躍するタレントでモデルの川瀬良子さんと、地域を音楽やイラストで応援するシンガーソングライターのリベットボタンさん。
プライベートでも仲良しで、高知にゆかりのある二人の高知旅がはじまります。
■旅するAIGLE行程■
~1日目~
<日高村>オムライス街道・仁淀川➡<中土佐町>久礼大正町市場➡<黒潮町>入野海岸・道の駅ビオスおおがた
~2日目~
<高知市内>高知駅➡木曜市➡高知城➡KOCHI STAND PUB GRILL & VEGGIE
<旅するAIGLE 1日目>
最初に訪れたのは、高知市の中心部から西に15キロほどのところにある日高村。
人口5,000人ほどの小さな村ですが、あたりは一面山や川に囲まれ自然が豊かで、シュガートマトの生産や和紙産業も盛んな村です。
“日高村”の名前を一躍全国区にしたのが「オムライス街道」プロジェクト。
村内産のシュガートマトを使ったソースがかかった特製オムライスで、村を盛り上げようとスタートしたプロジェクトです。今年で6年シーズン目を迎えていますが、村を横断する国道33号線沿いのお店ではいつでも美味しいオムライスが食べられます。
まずは腹ごしらえということで、オムライス街道参加店の中から、二人が訪れたのは人気の中華料理店「龍鳳」。
店主の田岡さんはなんと新作のオムライスでおもてなししてくれました。
リベットボタンさんはオムライス街道の応援ソングも歌っており、日本初のオムライス大使という村の観光大使も務めているということで、村の人たちとも顔見知り。まるで実家に帰ってきたようなとっても和やかな雰囲気で、幸先の良いスタートになりました。
お腹も満たされたあとは、日本一の水質を誇る仁淀川へ向かいます。
西日本最高峰でもある石鎚山を源にする仁淀川。
吉野川・四万十川に次ぐ四国第三の河川で、仁淀ブルーと称され、奇跡の清流と呼ばれる川です。
その仁淀川の最下流に位置するという、沈下橋(名越屋沈下橋)をお散歩してみました。
天気にも恵まれ、あたり一面青!これぞまさに仁淀ブルーですね。
仁淀川の本流には6本の沈下橋が架けられています。
台風や大雨で河川の氾濫が多い高知県では、水害対策として川に沈んでも大丈夫な橋として沈下橋が架けられています。
あえて増水時に沈む高さで作ることで、水害時に流木などが橋の上を通過しやすいように工夫された橋です。
仁淀川水域で育ったトマトで美味しいオムライスをいただき、そして自然と向き合う土地に住む人々の強さと知恵を学びました。
仁淀川を後に、次に向かったのが中土佐町にある久礼大正町市場です。
中土佐町はカツオの国と言われるくらい高知きっての鰹(カツオ)漁が盛んな町です。そんなカツオの町の台所として明治時代から賑わっている久礼大正町市場は、現在では県内外からもたくさんのお客さんが訪れる人気スポットなんです。
「中土佐町民はカツオのプロやき」
この日はなんと7トンの鰹が水揚げされ、市場内では鮮度の良いとれたてのカツオが食べられるとの噂を聞きつけ、自称鰹ソムリエの四代目店主が切り盛りする田中鮮魚店へ向かいます。
大将の粋なはからいで、なんと店裏でカツオの藁焼きを体験させてもらえることに!
まさに旅ならではの嬉しいハプニングです。初めての藁焼き体験に興奮の川瀬さんとリベットボタンさん。
すかさず焼いたカツオをさばいてもらい、とれたての魚たちと一緒に実食です。
「めちゃくちゃ美味しい!」
と、脂がのったカツオの美味しさに二人とも舌鼓を鳴らしていました。
満点の笑顔が美味しさを象徴していますね。大将の熱のこもったカツオ談義にも感動。
オムライス食べたばかりなのに、ペロリと完食してしまうほどに最高の美味しさでした。
「中土佐町の人間はカツオのプロやき。カツオのことを知らんと、この町で魚屋なんてできんよ」この一言がカツオの国と言われる所以であり、カツオの町の看板を背負うプライドなんでしょう。
大将、そして中土佐町の皆さん、ありがとうございました。
一行は中土佐町を後にし、初日のゴール地点でもある黒潮町へ向かいます。
黒潮町と言えば入間海岸の砂浜にずらりと並んだTシャツを思い浮かべる人も少なくはないのではないでしょうか。
美術館の無い黒潮町では、「人と自然のつきあいかた」をテーマに美しい砂浜や町全体を美術館として捉え、様々なアート展を開催しています。
その中でも毎年5月に開催される「Tシャツアート展」は、誰でも参加できるアート展として全国からたくさんの作品が送られてくる人気のアート展に育ちました。
砂浜美術館の事務局がある“道の駅ビオスおおがた”に車を停め、急いで目の前の入野海岸に向かいます。急いでいる理由、それはこの「水鏡」です!
10月時点の満潮は15時30分。
入野海岸の潮の満ち引きで起こる美しい現象が「水鏡」です。
満潮時の水面に映る姿が一番美しいというアドバイスをもらい、最高のコンディションで水鏡に出会うことができました。まるで水面の上に立っているような幻想的な世界です。
最後は思い出に道の駅ビオスおおがたにもどり、オリジナルTシャツ作り体験です。可愛いキャラクターの消しゴムはんこを押して、思い出のTシャツが完成!
ビオスとはギリシャ語で、「いのち、生命」という意味だそうです。
人と自然とのつながりを大切にする黒潮町の人にぴったりのネーミングですね。高知の様々な魅力旅を満喫した二人はこれから高知市内へと帰路につくのでした。
<旅するAIGLE 2日目>
2日目の朝、二人が向かったのは高知駅前。
高知観光情報発信館「とさてらす」では、無料のレンタサイクルがあるので、観光スポットが密集する高知市内観光にはとっても便利です。
これぞ旅の裏技。
駅前に立つ大きな土佐の三傑像、坂本龍馬さん、武市半平太さん、中岡慎太郎さんを横目にいざ出発です。
まず最初のお目当ては木曜市という街路市です。
あまり知られていませんが高知は古くから街路市文化が根付いており、日本有数の街路市王国。
高知城の追手門からまっすぐに延びる追手筋に400店舗以上が出展する日本最大級の朝市「日曜市」を筆頭に、毎日どこかしらで街路市が開催されています。
今回訪れた木曜市では全長200メートル、70店舗以上のお店が並び、日曜市に次ぐ人気の街路市です。
野菜やフルーツ、地元ならではのご当地食材がたくさん。
食材以外にも、工芸品や鎌や鍬などの園芸用品も売られることもあるんです。
道すがら、高知城をぶらりと散策。
城下から見上げるだけでも圧巻の高知城。
高知城は江戸時代には土佐藩の藩庁が置かれ、日本百名城のひとつとして選定されています。
天守と本丸御殿の両方が現存するのは、全国でもこの高知城のみという貴重なお城です。
土佐藩初代藩主・山内一豊によって築城された城は、今でも名城として親しまれ、高知県民の平和を見守っています。
腹が減っては戦はできぬ、ということで高知に新しくオープンした(10月10日の取材時はプレオープン)、「KOCHI STAND PUB GRILL & VEGGIE」へ。
徹底的に高知産の食材にこだわり、これまで高知にはなかった新しいパブスタイルを創造しているお店です。
オーナーのこだわりで店内にはポーランドの70年代のサーカスのポスターがずらりと並んでいます。
この日は二人のために特別に準備中のお店を開けていただきランチを提供いただきました。
「べふ峡ジビエ鹿ケバブサンド」「ごめん喧嘩鶏ケバブサンド」「土佐清水サバサンド」など高知食材を使った最強ケバブサンドのトリオを堪能させていただきました。
さて、お腹いっぱいになったところで今回の旅はエンディングを迎えました。
高知の魅力はなんといっても人。雄大な自然と生きる高知の人たちが、脈々と受け継いできた独自の文化に触れた二日間。旅で発見するその土地の魅力は無限で果てしなく深い!
さぁ、明日もAIGLEととともに外へでかけよう!
リベットさん着用モデル
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